列車に乗って30分。シャンティイの駅でございます〜。一緒にタクシー待っていた外国人夫婦と乗り合わせて城に向かいました。シャンティイ界隈は馬（実際に飼われてる）の博物館やら競馬場もあったりするのですが、私たちの目的はやっぱりお城！！
＜シャンティイ城遠景＞
フーケ様に使えていた執事兼料理人ヴァテルのフーケ様失脚後の再就職先ですね。あんまりキレイに撮れてません。スマン……あんまり興味なかったんで写真は撮ってないのよーー！！キナミさんは資料に使う（何のだ！）ということで、待ってる私が『早よせんかいボゲ！』とイライラするくらいいっぱい撮ってましたよ。お城は一部工事中でした。さすが日本からのツアーも出てる有名どころとあって、日本人の観光客もたくさん見かけました。ヴォーとは大違いだ……
城の中は美術館となっておりまして、肖像画やら美術品がたくさん展示してありました。とりあえずリシュリューの肖像画だけ写真とっておく私。キナミさんは待ってる私が（以下略）お城の中ではほとんど別行動でしたね。お土産屋ではオリジナルグッズの種類はヴォーと比較になりませんが、写真集や資料集の充実っぷりがスゴイ！同じ出版社から出てる本でもヴォーとは厚さが違いますよ！ヴォーのお城もこれだけあればいいのに〜〜！簡単なものですが日本語のガイドブックが出てるのも嬉しいですね。これが国営と私営の差なのか！羨ましいーーー！
お土産コーナーを出て左手にはその名も『ヴァテル』という名のレストラン！高級ですよ！バカ高ですよ！しかしここまで来たからには！と、観光客根性丸出して4000円近くするランチを堪能。日本では見た事無い形式だったんで珍しかったんですが、
オードブル食べ放題+メインディッシュ（肉or魚）
メインディッシュ+デザート食べ放題
オードブル食べ放題+メインディッシュ+デザート食べ放題
という３つの組み合わせから選ぶというものでした。食べ放題はバイキング形式。私たちは２番目のデザート食べ放題のやつにしました。メインは魚。サーモンのパテにアナゴを巻いてやいたものですかね。お味の方ですがさすがヴァテルのレストラン！ンマーーーイ！！んでもってケーキが！クリームが！！ここの生クリームは名物『クレーム・シャンティイ』として知られてますね。日本の生クリームと何が違うのか！素材？製造方法？何もかもが全然違う異次元のウマさでした！このままクリームの海に溺れたい〜〜〜！ケーキも普通日本のバイキングだと小さく切ってあるものなんですが、普通の大きさ（日本基準で。フランスサイズでは多分小さく切ってあるつもりかと）で出て来るんだもんな…お腹の関係で４つしか喰えなかったよ…
ランチを堪能した後は庭散策。
＜シャンティイ城庭園＞
ヴォーの庭園と同じル・ノートル設計なんですが……正直言って殺風景。景観、規模、城との調和、どれをとってもヴォーのお城の圧勝だね！オホホホホーー！！いやもうフーケ様びいきマンマンなもので。すみません。キナミさん曰く『城主コンデ公は軍人だから庭よりも狩りとかできる森の方に力を入れていたのでは？』ということで、なるほどカモとか（おいしそうな）鳥がいっぱいいるしね！そしてヴァンヌでも乗った汽車ポッポが走ってまして、広大な森をのんびり見学できます。森を廻るだけでたっぷり1時間近くかかったかしら？？あの、すみません……途中で寝てました…ええとですね。マイナスイオンとかいっぱい出てたカンジでしたよ！
というわけで『やっぱりヴォーのお城が最高だね！！』と思いつつシャンティイを後に。うんざりするほど撮った写真を創作に活かしてくれよキナミさん！帰りもタクシーを呼ぼうとしたのですが、案内所のお姉さんに無料バスの事を教えていただいたので帰りはバスにて。う〜ん無料バスが出てるなんてさすが！ヴォーも最近バスを出すようになったのですが、土日だけ。これが国営と私営の差……パリに戻り、再びまやこさんと合流してディナーです。キナミさんはRomiさんからのお使いがあるそうで、シャンゼリゼの大きいDVD屋を見て回りましたが、結局お目当ての品は見つからず……（アニメ三銃士DVDも売ってましたが、バスチーユで買ったのよりも割高でした。良かった〜☆）そうこうしている間に時間が押してきました！ヤバい！急がねば！駅が遠い！そしてこういう時に限ってトラブル発生は世界の真理！キナミさんのカルト・オランジュが何故か改札を通さず、切符買い直し！結局1時間近くの遅刻！ごめんなさい！ごめんなさいまやこさん！
夕飯はまやこさん推奨のアフリカ料理店でクスクス食べました。全員同じ料理なのも面白くないので、私は別のメニューを頼んだんですが……何このレモンみたいな味！？まあ喰えないってほどマズくは無かったんですがとにかく不思議な味でした。いや〜世界にはいろんな料理があるんだね！
そんなわけで深夜近くまでしゃべりまくり、まやこさんとは名残惜しくもここでお別れ。明日はとうとう帰国ですよ……
旅行記まとめ
